前向きに頑張るじぇい!

生理不順と下痢型の過敏性腸症候群と格闘中

突然やってきた「卵巣嚢腫」:その1

2011年4月。「それは」真夜中に突然、やって来ました。

まさかの腹痛! 

ふと目が覚めた瞬間…

腹痛に襲われました

とても言葉では表現し難い、腹痛に襲わました!

今思うと「茎捻転」が起こったのでしょう。お腹が雑巾の様に絞られている感じでした。親を呼びたくても、如何せんあまりの激痛なので、声も出ないし、更に、部屋から移動さえも、ままならない。

ええ、本気で死を覚悟しましたよ。

不幸中の幸いと言うべきか、どれ程時間が経過したか分かりませんが、痛みが緩和されました。しかし、下痢が酷くなってしまい、その日は、会社を休みました。この時は、胃腸関連の病気だと思っていました。

病院へ強制連行! 

翌日、会社に行きまして、事情を会社の友人達に説明した所…

「何で、会社に居るのー!今すぐにでも、病院に行きなさい!」

という叱咤を受け、急遽、病院へ強制連行されました。友人達は「行かないと、一生許さない!」な迫力で、私を会社から追い出されました。連行命令が無ければ、下手すると、最悪な事態に陥っていたのは、必定だった事でしょう。

地元の胃腸科の病院へ行きました

地元の駅近くの胃腸科の病院に行き、先生に症状を説明。先生は「CTスキャンを撮りましょう」との事。ただ、下痢が酷いピークだったので、CTスキャン室での待機時も、トイレに駆け込みました。

「これは過敏性腸症候群が悪化したかな?」程度と思っていたのです。

まさかの卵巣嚢腫! 

数日後、病院から聞かされた結果は…

「卵巣に嚢腫がありますね」という、想定外なものでした。

しかも「かなり大きいので、婦人科の病院に紹介状を書きますから、希望する病院を教えて下さい」と言わてしまいました。

遂に私も婦人科系の病気デビューか…。

 紹介状は地元の公立病院宛てに書いて貰い、更に日を改めて、CTスキャンの写真を持って、婦人科のある公立病院に行きました。

先生「これは、開腹手術しないとダメな大きさですねー」

私「な…何ですとー!」

痛い超音波検査を行いましたが、矢張り、開腹手術しか治す方法が無い。もう少し小さければ、開腹しなくても済む方法があったとの事でした。仕方無いので、開腹手術の方向で治療のを承諾しました。

卵巣嚢腫の大きさは、「こぶし」程でした。普通、これぐらいの大きさになると、お腹を触ると、違和感を感じる事が出来るそうですが、その当時の私には、知る由もありませんでしたからね。

バスに乗車した記憶もありませんでし

 開腹手術宣告を受けた帰りは、呆然としていて、気が付いたら、家に着いてました。道中の風景や途中から、バスにも乗車しましたが、その記憶が全く無かったので、相当ショックを受けたと思います。矢張り「手術=傷跡」ですからね…。

もうお先真っ暗でした…。

しかし、卵巣嚢腫を摘出する事によって、酷い生理痛から解放される期待もあったので、それを励みに頑張ろう、と前向きな考えも出て来ました。

 

という訳で、次回に続きます。