前向きに頑張るじぇい!

生理不順と下痢型の過敏性腸症候群と格闘中

突然やってきた「卵巣嚢腫」:その2

 2011年6月に人生初の「開腹手術」をしました。

 卵巣嚢腫が摘出された!ところが…

f:id:sippar:20150405090134j:plain

 手術前には自分の症状の説明を受けました。チョコレート型の卵巣嚢腫で、若しかすると卵巣を摘出しないと、いけないとの事でした。

 「万が一でも、片方だけの摘出なので、子供が産めなくなる等のデメリットは無い」との説明を受けましたが、その当時は、結婚願望が全く無かったので「摘出如き、別に良いわ」という認識でした。今思うと、恐ろしい認識です。

 そんな感じで手術を受けましたが、幸いにも、卵巣の摘出は回避出来ましたのと、妊娠には全く支障は無い、との事でした。ここまでは良かったのですが…

 抜糸した当日に、いきなり下腹部が痛くなり、見てみると、傷口から大量の鮮血が流れていたのと、何と予定日よりも2週間以上も早く生理が来てしまいました。

思わず誰も居ないトイレで「ひえー!」と叫んでしまいました程です。

 先ずはこれで面食らいました。「思い当たるフシ」はありまして、確かに抜糸の時、最後の方はとても痛かったのです。

 「あれ?虫歯の治療やホクロ取りの際に、抜糸された経験はあったが、こんなに痛みを感じたっけ?」

 応急処置としてガーゼが当てられただけで、退院後もガーゼを当てて下さい、と言われただけ。

そして予定よりも早い生理に至っては「手術によってホルモンバランスが崩壊しただけだから、気にしなくても良い」と先生曰く。そう言われたものの、この両事象、2週間後の検診時に至っても、全く改善されなかったのです。

出血に関しては自宅にある「イソジン」を塗布するという発想が全く無かったのですが、チューブ状のイソジンを処方して貰った所、割と直ぐに出血は止まりました。しかし、出血した部分は筋肉の縫合が上手く行かなかった模様で、生々しい傷跡として残ってしまいました。

 正にキズモノです。

 傷跡が残る覚悟は最初からありましたが、出血していなかった部分は、傷跡が目立っていないだけに、ショックでした。「あの出血が無ければ!」と発狂しましたよ。

 生理については、相変わらず先生は「ホルモンバランスが崩壊」だけの一辺倒でして…。超音波検診では「卵巣内は綺麗ですよ」と告知されても、面白くもありません。ぷんぷん!

不機嫌になります!

 結局その生理は、足掛け1ヶ月も続いたという、信じられない事態になりました。実は私、生理痛は酷くなったり、予定日よりも遅くなる経験はありました。しかし、早くなったり、1週間以上も続く事は、ありませんでした。

ただ、その生理によって、気分が悪くなったり、腹痛が発生する事は、全くありませんでした。それがせめてもの、救いですけどね…。

折しも、1ヶ月間も休職していた仕事に復帰し、更に雇用形態が大幅に変更となった為、多忙だった所為か、長期間の生理について、真面目に考えていなかったのも、事実です。

 散見ですが、卵巣嚢腫摘出談のブログを読むと、術後に生理が長く続いた、という内容のものを見付けられなかったですしね。もう少し真面目に考えるべきだったかな、と反省はしていますけどね…。

余計な「おりもの」が出てしまった!

1ヶ月続いた生理が終わった数日後の事でした。自宅で、何気にPCゲームをして遊んでいた時の事です。

 突然、自分から、とっても生臭い臭いが発生したのと同時に、下着に違和感を感じたのです。

 トイレに行くと、「下着に薄く茶色いもの」が付着していて、ナプキンが必要な程の量でした。「うおー!こんなの初めて!」とびっくりして、慌ててネットで調べてみると「おりもの」だと判明しました。

「おりもの」は誰にでも起こりうるもの事実を知りましたが、臭いが酷くて、ナプキンが必要、そして、これも数日間続くという、泣きっ面に蜂になりました…。

そして次に来た生理に至っては、3週間近くも続き、生理後には既述の「おりもの」が出る。これが術後に完全パターン化されました。

 確かに卵巣嚢腫を摘出して生理痛は、緩和されましたが、素人目からしても、手術によって、ホルモンバランスが大崩壊が確定したのは、火を見るより明らかですね。